一級土木技術検定実地試験に向けての対策ブログ

届出を必要とする「枠組足場」決まり 3つ

①高さ2m以上の箇所で作業を行う場合で、作業員が墜落する恐れのあるときは、足場を組み立てるなどの方法により作業床を設ける必要がある。

②足場の高さが10m以上で、かつ、組立開始から解体までの期間が60日以上のものを設置し、移転し、またはこれらの主要構造部を変更するときは、所轄労働基準監督署長に、足場の計画概要(工程表、足場の部材明細書)、足場の種類と構造、組立図および配置図、計画参画者の資格および経歴の証明などを提出しなければならない。

③足場の高さとは、地上からの高さでなく、足場設置の最下端より最上段手すり上端までの高さである。また、足場の高さが一律でない場合、最も高くなる高さが対象となる。

盛土の補強土工法 3つ

⓪全般

 ・土との摩擦を高め、引抜き抵抗する

 

①ジオテキスタイル補強土工法

 ・ジオグリッドを用いる

 ・敷設時に緊張力を与える

 ・特殊な機械を要さない

 ・養生不要のため短工期

 

②テールアルメ工法(帯鋼補強土壁)

 ・壁面材(スキン)、帯鋼補強材(ストリップ)を用いる

 ・盛土材のまき出しは、壁面側から盛土奥側に行う

 

③多数アンカー式補強土壁

 ・鋼製のアンカー補強材を用いる

 ・締固め順序は1)盛土構造の本体中央部、2)アンカープレート付近、3)壁面付近の順で行う

切土施工上の留意点 8つ

工法関係

①ベンチカット工法は、高い位置の地山を切土するとき、数段に分けて施工する。(タグ:工法)

ダウンヒル工法は、高い位置から低い位置に向けてブルドーザで斜面に沿って掘削する。(タグ:工法)

のり面関係

③崩壊が予想されるのり面は小段を設け、のり勾配は1:1.5~1:2.0より緩くする。(タグ:施工)

④シラス(水を含んで膨らむ火岩砂)、まさ土は水を含むと弱くなるので、勾配を1:0.8~1:1.5程度とし、切土のり面に植生工を行う。(タグ:工法)

⑤長大なのり面は、勾配を緩くするか、抑止杭を用いて安定させるか検討する。(タグ:施工)

⑥土ののり面では、降雨により浸食されないように、軽微な場合はアスファルトを吹き付けたり、ビニールシートなどを用いて表面の流出を保護する。(タグ:水)

 

施工関係

⑦岩質の仕上げ面の凹凸は30cm程度以下とする。(タグ:施工)

⑧切土のり面から湧水がある場合、排水溝を設ける。(タグ:水)

 

タグの分類

工法:2個

のり面:4個

施工:2個

盛土の敷均し、締固めの留意点 7つ

①敷均しにあたっては、直径30cm以上の岩塊は、路体の底部に入れて均一の敷均しを行う。

粘性土には、軽い転圧機械、振動コンパクタ、ランマ、タンパを用いる。

③走行路はこね返しを避けて、一か所に固定しない。

④施工中は3~5%の傾斜を付けて、十分に排水する

のり面は、ブルドーザでのり面と直角に締固め、勾配が1:1.8より緩いときはローラでのり面と直角に締め固める。

⑥余盛は天端だけでなく、小段、のり面も行う。

締固めは最適含水比またはやや湿潤側で行う。

 

ー路体と路床の関係

・路床の方が地下深くにありそうだけど、実は路体の方が地下深くにあるものと定義されている。

f:id:masa_mn:20170514121355j:plain

盛土で建設発生土の利用時の留意点 5つ

材料系

①自然含水比が高い建設発生土を使用する場合は水切りや天日乾燥を行う。

路床土に第3種、第4種の建設発生土を使用する場合は、セメントや石灰などによる安定処理を行う。

河川堤防系

③安定処理した建設発生土を河川堤防の盛土材料として使用する場合、覆土を行うなど堤防植生の活着に配慮した対策が必要である。

④安定処理が必要な発生土を用いた河川堤防の築堤(安定処理をしていない?)は、堤体表面に乾燥収縮によるクラックが発生しないよう試験施工による検証を行い、工法の決定を行うのが望ましい。

⑤建設発生土にシルト分が多い粘性土を用いた河川堤防の築堤は、粗粒土を混合して乾燥収縮によるクラックを防止することが必要である。

-補足-

建設発生土はコーン指数土質材料の工学的分類体系を指標として第1種~第4種および泥土の5つに分類される。

1.盛土材料の基本条件 4つ

①トラフィカビリティが良く、施工性が高いこと

②せん断強さがあり、圧縮性が小さく、浸食に対して強いこと

③木の根、草など有機物を含まない材料を用いる

④膨張性の大きい5つの土は用いない

 1)ベントナイト、2)有機土、3)温泉余土、4)凍土、5)酸性白土