一級土木技術検定実地試験に向けての対策ブログ

ひび割れ4種についての原因と対策について

水和熱による温度ひび割れ

原因

  •  水和による発熱と時間経過に伴う放熱による温度差により応力が生じるため
  • 「コンクリート表面と内部の温度差による拘束」と「収縮時の地盤や既設コンクリートによる拘束」がある
  • コンクリートの引張強度を超えるとひび割れが発生する

対策

  • 低発熱セメントを用いる(中庸熱、低熱)
  • 単位セメント量を低減する

  →①減水剤を用い、単位水量を低減し、単位セメント量を低減する

   ②粗骨材の最大寸法を大きくし、単位水量を低減し、単位セメント量を低減する

  • プレクーリング、パイプクーリングし、コンクリートの温度変化を避ける

 

沈みひび割れ

原因

  • コンクリートの沈下が進行する一方で、変位が鉄筋に拘束され発生する 

対策

  • 単位水量、水セメント比を小さくする
  • 発生した場合は、タンピング、再振動で処置する。発生後に迅速に対応するのが良い。

乾燥収縮ひび割れ

原因

  •  コンクリートの表面が乾燥収縮してひび割れが生じる

対策

  • 単位水量を少なくする
  • 湿潤養生を5日以上行う
  • 型枠をできるだけ長く存置する
  • 風、日光、急激な温度変化を避ける

 

ブリーディングによるひび割れ

原因

  • 粗骨材の底部にブリーディング水が溜まり、この部分が空隙となりひび割れが生じる 

対策

  • 締固めを十分行い、密実なコンクリートにする
  • 水セメント比、単位水量を少なくし、ブリーディングを少なくする。