一級土木技術検定実地試験に向けての対策ブログ

【記述】山留工法施工時に掘削底面の破壊現象とその内容・対策方法 H26問2-2

ヒービング

現象

粘性土地盤において、土留背面の土の重量や上載荷重などにより、背面の土砂が回り込んで掘削底面の隆起や周辺地盤の沈下が生じ、土留め壁の崩壊に至ること。

対策

  • 土留壁の根入れ長さを長くする。
  • 土留め壁の剛性を増す。
  • 地盤改良して地盤強度を高める。
  • 背面の地盤の盤下げを行う。

 

ボイリング

現象

砂質地盤において、掘削面と背面の水位差により、上向きの浸透流が生じ、掘削底面が沸騰したように湧き上がること。

対策

  •  不透水層まで土留壁を根入れする。
  • 土留壁付近の地盤を改良する。
  • 背面の地下水位低下を図る。

 

盤ぶくれ

現象

難透水層の下に水圧の高い被圧透水層がある場合、被圧水により難透水層地盤が押し上げられること。

対策

  • 難透水層まで土留壁を根入れする。
  • 地盤改良で浸透水を遮断する。
  • 背面の地下水位低下を図る。

 

パイピング 

現象

シルトや砂質の地盤内で脆弱な部分に浸透水が集中し、パイプ状の水の通り道ができてボイリング状の破壊に至ること。

 

対策

  • 背面の地下水位低下を図る。
  • 土留壁の根入れ長を長くする。
  • 地盤の脆弱な部分を地盤改良等で補強する。